印カツ!風景印探訪カツドウ

風景印ってどんなもの?

風景印の基本

ここを読むと「風景印とは何なのか?」が分かります!

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風景印ってどんなもの?

カワイイふりして文化的♡ギャップ萌えのオシャレ郵便消印

風景印は郵便局で使用される消印の一つで、直径わずか36mmの円内に美しい絵が描かれているのが特徴です。
郵便局ごとに絵が違いますが、それは風景、文化、特産物や偉人など、その地域の象徴となるものをピックアップしているから。
基本は円形ですが、外枠のデザインにこだわった「変形印」もよく見かけます。

風景印、円形と変形印

最初はスタンプならではの可愛らしさに惹かれる人が多く、さらに旅行好きの人は、日本全国を旅しながらのコレクションにハマっていきます。
ただ忘れてはいけないのは、風景印には「消印」という役割があり、駅や観光地で見かける記念スタンプとは全く違うという点です。
郵便消印とは「この切手やハガキは使用済みですよ」という印になるもの。
楽しく活動するために、押印のルールやマナーを押さえておきましょう♪

風景印のはじまり

風景印第一号が誕生したのは昭和6年7月。
「富士山郵便局」「富士山北郵便局」の2局からその歴史は始まりました。

当時はスマートフォンのような便利なものはありませんが、旅先での出来事を親しい人たちに早く伝えたい気持ちは、いつの時代も変わりません。
そこで流行ったのが「旅先から便りを送ること」です。
自分が体験したことをハガキや手紙にしたためて大切な人に送ることが、ちょっとオシャレで粋な活動でした。

その様子を見て郵便局の人は考えました。

郵便局印

地域の景色を描いた特別な消印なら、もっと喜んでもらえるんじゃないかなー?

そういうわけで富士山に巡礼登山する人向けに、第一号として選ばれたようです。

初めのころは観光地だけに作られた風景印でしたが、時代が進むとともに保有局も増え、今では全国約24000局ある郵便局のうちの半分、約12000局にオリジナル風景印が存在しています。

どこの郵便局でもらえるの?

女性

特別な印だから、大きい郵便局じゃないともらえないんでしょう?

いえいえ、そんなことはありません。
街角にある小さな郵便局も保有していますし、地方にいくと「こんな山奥に!」「こんな離島に!」という場所で出会うことがあるから驚きます。
今あなたが住んでいる街の郵便局にも、生まれ育った故郷の郵便局にも、オリジナル風景印は存在するかもしれません。

どこの局にどんな風景印があるのか情報を得るときは、市販のカタログを使います。
ネット検索でもある程度調べることはできますが、日本郵便のHPにもすべての風景印情報は掲載されていないため、確実なのは書籍です。

ざまざまな事情から、風景印は新しく開設されたり(新印)、残念ながら使用終了したり(廃印)、絵柄が変わったり(改訂)しますが、最近の情報であれば日本郵便「風景印」のページで確認することができます。

日本郵便 風景印新着情報

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