雛祭り風景印特集

雛祭り風景印特集 風景印豆知識

消印に同じ数字がならぶゾロ目デーは記念日的な感じもあり、郵頼などを使ってコレクションに燃えます!
3月3日は桃の節句なので、ひな祭りの様子が描かれている風景印に人気が集中!
特に令和3年3月3日は滅多にない「3」ならびの日だったので、全国のひな祭り絵柄を郵頼で集めました。

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鳥取県鳥取市 用瀬(もちがせ)郵便局風景印

鳥取県鳥取市用瀬郵便局風景印

鳥取市用瀬町は鳥取県の東部に位置し、町の中心地を千代川(せんだいがわ)が流れています。
この川に旧暦の三月三日、男女一対の紙雛を桟俵にのせ、桃の小枝と椿の花や菜の花を添えて流す「流しびな」行事が有名で、毎年たくさん観光客がおとずれます。
ここ数年は残念ながらコロナ感染拡大防止のため中止となりましたが、あの情緒豊かな民俗行事を再び楽しめる世の中になることを願ってやみません。

鳥取県鳥取市 因幡社(いなばやしろ)郵便局風景印

因幡社郵便局風景印

先の用瀬郵便局風景印と同じく、流し雛が絵柄に採用されています。
印の周りを流し雛を乗せる桟俵(さんだわら)でぐるりと囲んだデザインが特徴的!
後ろに描かれている古民家は、用瀬町屋住集落夏明地区の「長谷川邸」だそうです。
お宿でもあるようで、とっても素敵な雰囲気。
ところで因幡社郵便局からのお知らせによると、鳥取県東部地域の郵便局全56局は、なんとすべて風景印を保有しているそうです!
行きたい鳥取!!!

埼玉県鴻巣市 鴻巣(こうのす)郵便局風景印

鴻巣郵便局風景印

鴻巣市は約380年の伝統を持つ雛人形の町です。
江戸時代前期に鴻巣に移り住んだ京都の仏師が土雛を作り始めたという説が有力。
現在でも広田屋さんをはじめ、9軒の雛人形製造業者が軒を連ねます。
毎年2月中旬から3月上旬まで行われる「鴻巣びっくりひな祭り」では、1,800体を超える雛人形で飾る日本一高いピラミッド雛壇(31段・高さ7m)をはじめ、公共施設や商店等の協力によって、町中のいたる所に雛人形が飾られる「まちかどひなめぐり」も実施されます。

栃木県さくら市 氏家郵便局風景印

氏家郵便局風景印

奥州街道沿いに宿場町として栄え、多くの商家で賑わっていたさくら市の氏家地区。
各家に代々伝わる雛人形が数多く残されており、歴史ある氏家の街並みに賑わいを取り戻そうと「氏家雛めぐり」は始まりました。
さまざまな雛人形がJR氏家駅前から氏家地区商店街の間、約50ヶ所に飾られ、街中が華やかなムードに包まれます。
雛人形のお飾り処には目印の赤いのぼり旗が立っているとか。
桜の形の変形印におさまった絵柄はなんとも華やか!
氏家ゆうゆうパークは「さくら市」の名に恥じない桜の景勝地で、お花見の季節はどこまでも続く一面の桜並木を楽しめる公園です。

山口県山口市 大内郵便局風景印

大内郵便局風景印

山口市の伝統工芸品「大内人形」。
コロンと丸く、なんとも可愛らしい漆塗りの雛人形です。
「大内」とは室町時代に西日本一とも言われる栄華を誇った大名「大内氏」のこと。
京を模した山口の街をつくりあげた一族は長く続き、大内人形は9代当主の弘世とお姫様の話が元になって生まれたといわれています。
その愛らしい人形と、シャープな高速道路を合わせた、なんとも大胆な絵柄です。

山口県山口市 山口後河原郵便局風景印

山口後河原郵便局風景印

こちらにも山口市の伝統工芸品「大内人形」が。
背景の「瑠璃光寺五重塔」にも大内一族が関係しています。
足利義満との戦いで戦死した25代当主大内義弘を弔うために、弟の盛見が五重塔を建てようとしたのですが、その盛見も戦死。
最終的に現在の姿を整えたのは、関ヶ原の合戦の後に萩入りした毛利氏でした。
全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、山口のシンボルとして大内文化を優雅に伝えているその姿は、室町中期の最も秀でた建造物と評されています。
夜間は日没から22:00までライトアップされ、夜も見どころの一つだそう。

徳島県勝浦郡勝浦町 坂本郵便局風景印

徳島坂本郵便局風景印

「坂本おひな街道」は、勝浦町の「阿波勝浦ビッグひな祭り」と同時期に開催されるひな祭りイベント。
宿泊施設ふれあいの里さかもとさんを中心に行われています(もともと学校だった施設を宿泊所にされているんですね)。
坂本の旧街道(坂本商店街)で、それぞれの家主が自宅の軒先きを想い想いに飾りつけて、お雛様達がズラリと並ぶ見事な景色となるそうです。
坂本八幡神社では、手水舎や手水鉢を色とりどりの花で飾る「花手水」(とくしま御朱印なび さん)があるようで、こちらも華やか。
そして恐竜の御朱印もあるとか! 御朱印が好きな方はぜひこちらも訪れてみられてはいかがでしょう?
最後に風景印の外枠のみかんですが、徳島坂本は勝浦みかん発祥の地ということで採用されています。

東京都台東区 浅草橋郵便局風景印

浅草橋郵便局風景印
  • 意匠:雷門の大提灯を外枠。雛人形、旧蓬莱園のイチョウ

東京の浅草橋といえば「人形の久月」「吉德大光」「人形のまるぎん」など、そうそうたる雛人形の老舗店が軒を連ねます。
浅草近辺の郵便局は浅草寺の大提灯を風景印の外枠に採用しているところが多く、浅草橋郵便局もその1つです。
「旧蓬莱園のイチョウ」とは、寛永9年(1632)に肥前平戸藩主松浦侯のために小堀遠州が造園した名園「蓬莱園」の名残的存在。
現在は都立学校の校庭として埋め立てられましたが、残っているイチョウの木は当初からあったもので、都指定の天然記念物となっています。

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